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認知症知って安心!症状別対応ガイド

認知症知って安心!症状別対応ガイド

定価 2,376円(本体2,200円+税)
版 型 A5判
頁 数 222頁
ISBN 978-4-7792-0856-0
発売日 2012年7月10日
監修 武田雅俊
著者数井裕光 杉山博通 板東潮子
タグ 認知症  / ガイド

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  • 内容紹介
  • 目次

内容紹介

私たちは長年,認知症の方の診療に携わってきましたが,そのなかで,常に感じることは,認知症の方が穏やかな生活を送るためには,周囲の理解と援助が欠かせないということです。特に,ご本人と最も身近に接するご家族に,認知症や認知症の方への接し方について,正しい知識をもっていただくことが大切です。この本は,認知症の方とともに生活をしているご家族や,かかりつけ医の先生,ケア施設で接しているスタッフの皆さんに役立てていただけるよう,認知症の方に対する支援法・対応法をまとめたものです。
この本は平成23年1月に私たちが作成し,実際に家族介護者やケアの専門家,かかりつけ医の皆さんに使用してもらった「疾患別重症度別ガイドブック(全10種類)」に改訂を加え1冊にまとめたものです。作成にあたってはさまざまな工夫をしました。
認知症の方を支援するうえで,認知症の原因となっている病気を診断してもらい,診断に基づいて治療,ケアを行うことはとても大切です。それは原因となる病気によって出現しやすい症状が異なり,治療法や対応法も異なるからです。本書では症状ごとに具体的な対応法を提案していますが,そのなかで疾患別の視点もとりいれています。
また本のなかでとりあげた症状は,ご家族やケアマネジャー,介護サービス提供者の皆さん,かかりつけ医の先生方に対する調査結果をもとに選びました。皆さんがお困りの症状が必ずやみつかることと思います。
この本のもとになった「疾患別重症度別ガイドブック」は,ご家族や介護サービス提供者の皆さんに呼んでいただき,難しい表現を全て改訂して作成しました。本書も内容は専門的ですが,皆さんにお読みいただきやすい書き方になっていると思います。
紹介している支援法・対応法には私たち専門医だけでなく,ご家族や介護サービス提供者の皆さんの経験や工夫も積極的にとりいれました。したがって,さまざまな観点からのいろいろな方法が網羅されています。
私たちはこのガイドブックを用いて認知症の方のための地域連携システムを提案し,平成23年2月から7月まで大阪府吹田市,豊中市を中心とした地域で,実際に利用してみました。
その結果,このシステム導入により,ご家族の認知症に関する知識や介護法に関する知識が増え,介護負担感が軽減しました。またご本人の不安,妄想,興奮が軽減する可能性も示されました。この結果からも,この本は必ずお読みいただく皆さんのお役に立つことと思います。
最後になりましたが,本書,およびそのもとになった「疾患別重症度別ガイドブック」の作成のために,さまざまなご協力をいただきました家族介護者,ケアマネジャー,介護サービス提供者,自治体(豊中市高齢者支援課・高齢施策課),かかりつけ医の皆さんに心より感謝いたします。

本書は,平成21~23年度厚生労働科学研究費補助金認知症対策総合研究事業「認知症の行動心理症状に対する原因疾患別の治療マニュアルと連携クリニカルパス作成に関する研究(研究代表者 数井裕光)」の成果をもとに作成されました。
(数井裕光「はじめに」)

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目次

第1章 治療とケアのための基礎知識
1.適切な治療とケアで適切な生活を
2.「認知症」について
認知症について知りたいと思われる方はここからお読み下さい
 「認知症」とは
 「認知症」の種類
 認知症は誰にでも起こりえます
 認知症の症状
  (1)認知障害
  (2)BPSD
  (3)神経症状
認知症の原因となる病気を診断してもらいましょう
3.認知症の診療
どんな診療・治療をするのかについてはここからお読み下さい
 一般的な診療の流れ
 医師とのよい関係を
 認知症に対する治療法
  (1)薬物治療
  (2)非薬物治療
 BPSDに対する治療法
  (1)BPSDとは
  (2)BPSDに対する非薬物治療
  (3)BPSDに対する薬物治療
4.社会制度の紹介
どんな援助が得られるかについてはここからお読み下さい
 介護保険
 日常生活自立支援事業
 各自治体のサービス
 成年後見制度
 障害者手帳
 相談機関
 地域ネットワーク
5.生活の提案
具体的に生活をどう変えいくかについてはここからお読み下さい
 住環境の点検
 習慣の見直し
 ご本人に関する情報をまとめておくと役立ちます
6.介護にあたっての基本的な考え方
介護をする時にまず知っていただきたいことはここからです
 尊厳を守る
 温かい気持ちで受け入れる
 できることはご本人に
 落ち着いた環境を
 より身近な人にひどい症状が
 危険の想定
 虐待の防止
 身体の健康管理
 根本原因を考える
 介護する方も休息を
 ご家族ならではの介護を
第2章 認知症の原因となる病気
1.アルツハイマー病とは
2.レビー小体病とは
3.血管性認知症とは
4.前頭側頭型認知症とは
第3章 症状別・疾患別の対応法
1.認知障害
 物忘れ(軽症)
 物忘れ(中等症)
 物忘れ(重症)
 見当識障害
 服薬の管理
 段取りの悪さ
 物品使用の障害(軽症)
 物品使用の障害(中等症以上)
 金銭の管理
 道迷い
 左側のものに気づかない
 言葉の障害(軽症)
 言葉の障害(中等症以上)
 認知機能の変動
2.BPSD
 意欲低下(軽症)
 意欲低下(中等症以上)
 不安
 落ち着きのなさ
 うつ症状
 睡眠の障害
 ご自分を病気と思わない
 妄想
 幻覚と錯視
 徘徊
 周徊
 自動車の運転
 拒否
  (1)食事の拒否
  (2)入浴の拒否
  (3)服薬の拒否
 身だしなみ・清潔への無頓着
 夕暮れ症候群
 せん妄
 火の不始末
 収集癖
 感情失禁
 興奮と暴力行為
 わが道を行く行動
 繰り返し行動
 影響されやすさ
 興味、関心の喪失
 性格の変化
3.神経症状・ADL の障害
 歩行の障害
 排せつの障害
  (1)排尿障害
  (2)失禁(アルツハイマー病中期、レビー小体病中期、血管性認知症)
  (3)失禁(前頭側頭型認知症)
  (4)便秘
  (5)紙おむつの使用
  (6)弄便
 食事に関する障害(軽症)
  (1)食べ方が変わる
  (2)食べ過ぎる
  (3)飲み込みの障害
 食事に関する障害(中等症以上)
  (1)食べない
  (2)食べられないものを食べる
  (3)脱水の予防
  (4)胃ろう
 着替えの障害・歯磨きの障害
 麻痺・筋力低下
 構音障害・飲み込みの障害
 感覚障害
 パーキンソン症状
 薬への過敏性
 自律神経障害
第4章 認知症に対する薬物治療
1.認知障害に対する治療薬
2.BPSD に対する治療薬
第5章 専門病院での入院治療

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