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1型糖尿病のインスリン療法
~患者さんたちのために~

1型糖尿病のインスリン療法

定価 1,980円(本体1,800円+税)
版 型 A5判
頁 数 114頁
ISBN 978-4-7792-0974-1
発売日 2012年8月31日
丸山太郎

在庫

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  • 内容紹介
  • 目次

内容紹介

1型糖尿病と2型糖尿病は本質的に異なる病気であり,治療もそれぞれに適した方法によるのが現在の治療法です。しかしながら,わが国は2型糖尿病大国であるため,専門医であっても1型糖尿病の患者さんを治療するときに,2型糖尿病治療の考え方を当てはめてしまうことが少なくありませんでした。1型糖尿病の治療を2型糖尿病の考え方で治療していても,患者さんの血糖コントロールはよくならないどころか,かえって悪化させてしまうことも少なくありません。
本書では,「1型糖尿病の病態の理解」と「実践的な治療法」を主体とし,医師,コメディカル,患者さんまで,誰にでも理解できる1型糖尿病のガイドブックを目指しました。治療法については,特に一日に何回も注射をする「頻回注射法」で行うインスリン療法を紹介します。高度な内容も含んでいるため,なかには難しいところもあるかもしれません。しかし,本書によってたくさんの患者さんあたちが良好な血糖コントロールを得て,1型糖尿病とうまくつきあって下さることを祈っています。
(丸山太郎「はじめに」)

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目次

第Ⅰ章 1型糖尿病を理解する
(1)1型糖尿病と2型糖尿病
(2)1型糖尿病の分類
(3)1型糖尿病の診断
  1)劇症1型糖尿病の診断
  2)急性発症1型糖尿病(急性発症典型例)の診断
  3)緩徐進行1型糖尿病(slowly progressive IDDM;SPIDDM)の診断
  4)誤診を避けるために
(4)治療の目的と治療目標
  1)HbA1c
  2)血糖
  3)グリコアルブミン(GA)
  4)1,5-アンヒドログルシトール(1,5-AG)
  5)その他
第Ⅱ章 インスリン療法の基礎と実際
(1)インスリン療法の大切さ
(2)健常人の血糖とインスリンの働き
(3)1型糖尿病患者さんのインスリン注射と血糖の動き
(4)主なインスリン製剤
(5)速攻型インスリン(R)と超速攻型インスリン(Q)の違い
(6)インスリンの注射形式
  1)従来法
  2)強化インスリン療法
(7)責任インスリンによるアルゴリズム
(8)急性発症1型糖尿病の治療
  1)発症直後の急性発症1型糖尿病
  2)スライディングスケール
(9)血糖自己測定(self-monitoring of blood glucose;SMBG)
  1)血糖は予測して測定する
  2)必ず手洗いをして測る
第Ⅲ章 インスリン注射とカーボカウント(執筆:丸山太郎/丸山千寿子)
(1)カーボカウントを始めるにあたって
(2)三大熱量素と血糖
(3)食べ物による血糖の変化
(4)カーボカウント(糖質計算)とは
(5)基礎カーボカウント
  1)摂取する糖質の種類,量と食後血糖
  2)糖質が多い食品はどれか
  3)食品や料理に含まれる糖質量の計算方法
  4)健康のために1日に食べるエネルギー量,糖質量を決める
  5)主食の食べ方を決める
  6)主食と副菜の食べ方を決める
  7)基礎カーボカウントをやってみる
(6)応用カーボカウント
  1)食前の血糖が良好で,これから食べる食事中の糖質を考慮してインスリンを打つ場合
  2)食前が高血糖なので,次の食事までに血糖をよい状態にしたい場合
(7)カーボカウントの注意点
第Ⅳ章 インスリンの使い方
(1)インスリンの使用量と基礎・追加の割合
(2)基礎インスリン
  1)基礎インスリンを適正に見つけるコツ
  2)持効型インスリン(ランタス(R))の使い方のコツ
  3)持効型インスリン(レベミル(R))の使い方のコツ
  4)中間型(NPH)インスリンの使い方のコツ
  5)基礎インスリン使用上の注意点
(3)追加インスリン
  1)追加インスリンの種類
  2)追加インスリン量の決定法
  3)追加インスリン量が適正か調べるコツ
  4)追加インスリンが不足し,食後血糖が高すぎたときの対応
  5)食前の高血糖に必要な補正
  6)速効型インスリンを使う方がよいのは
第Ⅴ章 インスリンポンプ療法と持続血糖モニター
(1)インスリンポンプ療法
(2)インスリンポンプの実際
(3)インスリンポンプの故障
(4)持続血糖モニター(continuous glucose monitoring;CGM)
第Ⅵ章 緊急事態への対応
(1)低血糖
  1)症状
  2)無自覚性低血糖
  3)アルコール性低血糖
  4)対処法
  5)予防方
  6)交通事故を起こさないために
(2)糖尿病昏睡
(3)シックデイ(sick day)
第Ⅶ章 インスリンの増減
(1)思春期
(2)暁現象とソモジー(Somogyi)効果
  1)暁現象
  2)朝寝坊したとき  
  3)ソモジー効果
(3)月経周期
(4)激しい運動
(5)体重の変化
第Ⅷ章 血糖コントロールをよくする注射のコツと注意
(1)インスリン注射針と注射の部位
  1)針の長さ
  2)サイトローテーション
  3)注射部位
(2)上手な注射の打ち方
(3)消毒と針の扱い
(4)インスリンの保管法
  1)温度と場所
  2)いつでも注射できるように
第Ⅸ章 QOLを高めるために
(1)血糖自己測定
(2)会食
(3)お酒を飲むとき
(4)海外旅行
(5)仲間づくり
第Ⅹ章 今後に向けて
(1)できないことはなくなりつつある
(2)1型糖尿病への無知,無理解をなくす
付録:血糖記録用シート/糖尿病患者携帯用カード見本

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