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腎がんにおける分子標的薬使用患者への実践!対応マニュアル
改訂版 ―チーム医療に携わる看護師編―

腎がんにおける分子標的薬使用患者への実践!対応マニュアル

定価 1,760円(本体1,600円+税)
版 型 B6判変型
頁 数 140頁
ISBN 978-4-7792-1018-1
発売日 2012年12月5日
編集 植村天受 冨田善彦 大家基嗣

在庫

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  • 内容紹介
  • 目次

内容紹介

本邦における進行性腎がんに対する分子標的薬は、2008年にソラフェニブとスニチニブの2つのチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)が、そして2010年にはエベロリムスとテムシロリムスの2つのmTOR阻害薬が発売され、現在多くの施設で使用されるようになってきた。そして本年6月には新たなTKIであるアキシチニブが承認され、来年にもう一つのTKIであるパゾパニブが承認される予定である。このように、腎がん薬物治療はサイトカイン療法に代わり、分子標的薬が標準治療になったといえるだろう。しかし、これら6種の薬剤は、良好な抗腫瘍効果が期待できる反面、それぞれに異なる多彩な有害事象(AE)を呈するということが、各臨床試験だけではなく、安全性検証のために医薬品医療機器総合機構(PMDA)指導のもと実施されている全例調査によっても認められているため、使用するにあたっては十分な注意が必要である。その一方、この数年間で5,000人以上の患者に分子標的薬が広く使用され、発売当初に比べると、AEマネージメントに関して診療現場は少しずつ安定してきたように思われる。これは多くの患者を診察しなければならない担当医師だけでなく、看護師や薬剤師が外来通院によるAEマネージメントの一端を担ってきたことの表れであろう。将来的には欧米のように、各科内科医(循環器、呼吸器、内分泌、消化器など)や皮膚科医だけでなく、がん治療に卓越したがん専門薬剤師やがん看護専門看護師などによって構成されるチーム医療としての総合的なAEマネージメントとが必要となってくるに違いない。しかし残念ながら本邦では、メディカルスタッフが新規分子標的薬に関する情報や知識を習得する機会がきわめて少なく、施設によっては、がん薬物治療における役割分担が明確化されていないことも問題になっているのではないだろうか。今後も新たな分子標的薬の発売が予定されていることを考慮すると、一朝一夕にはいかないが解決していかなければならない課題である。
このような状況に鑑みて、本マニュアルは分子標的薬を使用する腎がん患者に携わる看護師の方を対象に、腎がんの病態から分子標的治療の現状、そして実際の治療経験に基づいたAEマネージメントについて編集した。これから分子標的治療を必要とする患者がますます増加すると思われ、種々の症例に遭遇する難しい状況にあるが、本マニュアルが少しでもお役に立てれば幸いである。
(植村天受「はじめに」)

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目次

はじめに
Ⅰ.分子標的薬の特徴および有害事象
1.スニチニブ
2.ソラフェニブ
3.テムシロリムス
4.エベロリムス
5.アキシチニブ
6.パゾパニブ
7.腎がんに対する薬物治療アルゴリズム

Ⅱ.有害事象別対応マニュアル
1.手足症候群
2.皮膚障害
3.Infusion reaction
4.消化管障害
(1)口内炎
(2)食欲不振
(3)悪心・嘔吐
(4)下痢
5.高血圧
6.骨髄抑制
7.肺障害
8.感染症
9.甲状腺機能障害
10.疲労
11.高血糖、脂質異常
12.肝・膵障害
13.心機能障害
14.腎機能障害
15.味覚障害
16.その他、臨床検査値―電解質異常

Ⅲ.臨床現場からのFAQ
Q1.飲み忘れたので、飲み忘れた分も一緒に飲んだほうがよいのでしょうか?
Q2.服薬はどのくらいの期間、続けなければならないのでしょうか?・・・
Q3.薬剤を切り替えるときの休薬期間はどれくらい必要なのでしょうか?
Q4.頭髪がゼブラ模様に脱色します。毛染めはしても大丈夫でしょうか?
Q5.最近、特に疲れやすくなっているのですが、このまま薬を続けなければいけないのでしょうか?・・・
Q6.高額医療費について教えてください。
Q7.食べ物およびサプリメントで控えたほうがよいものがあれば教えてください。
Q8.手足症候群に足浴は有効か?
Q9.点滴薬(テムシロリムス)のメリット・デメリットを教えてください。
Q10.分子標的薬を服用中の患者さんから、有害事象がきつく、肉体的にも精神的にも辛くて続けられないといわれるのですが、どのように対応したらよいでしょうか?
Q11.アキシチニブの服用を続けていると足がむくむ患者さんがいるのですが、どのように対処したらよいでしょうか?
Q12.治療中に関節痛が出現し、その痛みが移動します。分子標的薬の影響でしょうか?・・・

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