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皮膚科新薬の使い方

皮膚科新薬の使い方

定価 3,456円(本体3,200円+税)
版 型 B5判
頁 数 176頁
ISBN 978-4-7792-1860-6
発売日 2017年2月20日
編集 宮地良樹

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内容紹介

悪性黒色腫治療の新薬として承認された超高額薬オプジーボ(R)が医療保険制度や財政を圧迫するということで社会問題化し、薬価制度の抜本的改革にまで発展したことは記憶に新しいが、皮膚科領域ではオプジーボ(R)以外にも画期的な新薬が続々と上市されている。乾癬の生物学的製剤が保険適用になった頃が皮膚科新薬旋風の潮目と思われるが、少しでも目を離していると、新薬の潮流に乗り遅れてしまいそうな昨今である。どうも、“マブ”とか“ニブ”とか舌をかみそうな名称の新薬は敬遠しがちだが、皮膚科治療の進歩から落伍しないためにはそうも言っておられない。そこで、本書では、この数年に皮膚科領域で上市されたすべての新薬についてその新規性がどこにあるのか作用機序も含めた概説のあと、その新薬のメリットとデメリットを明記していただき、どのような局面で使用するとその特性が活かせるかというポジショニングにも言及していただいた。
まず新薬の登場を機縁にガイドラインの改訂が行われた「にきび」については、common diseaseでもあり実地医家に必須の知識と思われたので、新薬の動向を俯瞰するとともに各種新薬の使い分けまで踏み込んで詳述していただいた。また、外用薬が承認されて一躍トピックとなった「爪白癬」治療についても、どのような病型が外用薬治療の適応になるのか、あるいは内服治療との棲み分けなど実践的な解説をお願いした。さらに、今後の治療体系が大きく変容すると思われる「乾癬」と「アトピー性皮膚炎」については、治療の現況とともに今後の治療薬の動向について読者諸氏の脳裏を整理しやすいようにコンパクトにまとめていただいた。承認されたばかりの話題の新薬や新規治療法については、明日からの診療にもただちに役立つように実地臨床の立場から、またこれから承認される期待の新薬については今後の展望も含めて専門の立場から、それぞれご執筆をいただいた。
どのページを開いても、熱意ある筆致で皮膚科薬物治療の新しい息吹と明るい未来が感じられ、これからの皮膚科診療の展開に胸躍る気がするのは私だけではあるまい。是非ご一読いただき、これから拓かれる皮膚科領域の地平線を是非享有していただければ編者としてこれにまさる喜びはない。

(宮地良樹「序文」より)

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目次

Chapter1 にきび治療薬新薬
1.にきび治療薬新薬の動向:新ガイドラインを踏まえて/林 伸和
2.べピオゲルとデュアック配合ゲルをどう使い分ける?/谷岡未樹
3.ゼビアックスローション登場でアクアチム,ダラシンとの棲み分けは?/黒川一郎
4.エピデュオゲルのポジショニングは?/宮地良樹

Chapter2 爪白癬外用薬新薬
1.爪白癬治療の新薬:爪白癬外用抗真菌薬~病型と重症度別の適応,経口薬との使い分け~/常深祐一郎
2.クレナフィンとルコナックの差はどこに?/原田和俊
 サイドメモ 白癬菌抗原キット/常深祐一郎

Chapter3 乾癬治療薬新薬
1.乾癬治療薬新薬の動向/伊藤宏太郎/今福信一
2.コセンティクスで変わる?生物学的製剤の使い分け/森田明理
3.ドボベットとマーデュオックスはどこが違う?/安部正敏

Chapter4 アトピー性皮膚炎治療薬新薬
1.アトピー性皮膚炎治療薬新薬の動向(1)~皮膚バリアから攻める(JAK阻害薬など)~/大塚篤司
2.アトピー性皮膚炎治療薬新薬の動向(2)~皮膚免疫から攻める(NF-kBデコイ,dupilumabなど)~/片山一朗

Chapter5 話題の新薬・新規治療法
1.オプジーボ,ヤーボイ,キイトルーダ,メキニスト,タフィンラー,ゼルボラフ(悪性黒色腫):治療選択におけるポイント/緒方 大/土田哲也
2.ノピコール(肝疾患に伴う掻痒症):レミッチと同じ?/江畑俊哉
3.プラケニル(エリテマトーデス):世界標準のエリテマトーデス治療薬/古川福実
4.ザガーロ(男性型脱毛症):プロペシアとの違いはどこに?/乾 重樹
5.グラッシュビスタ(睫毛貧乏性):化学療法の患者さんにも福音?/今泉明子
6.スミスリンローション(疥癬):ストロメクトールとの使い分けは?/石井則久
7.ロゼックスゲル(がん性皮膚潰瘍悪臭):酒さには公知申請中/山﨑研志
8.ヴォトリエント:分子標的薬が血管肉腫の治療を変える?/藤澤康弘
9.トラクリア(全身性強皮症手指腫瘍):発症抑制効果あり?/長谷川 稔
10.アダカラム(顆粒球吸着療法):膿疱性乾癬治療の切り札?/金蔵拓郎
11.ヘマンジオルシロップ(乳児血管腫):これからは内服で治す?/馬場直子
12.ビラノア,デザレックスはどこが新しい?/幸野 健
 サイドメモ パッチテストパネル(S)の有用性/西岡和恵

Chapter6 今後期待の新薬
1.オマリズマブ(慢性蕁麻疹):最後の切り札?/秀 道広
2.シロリムス(ラパマイシン)外用薬:結節性硬化症の顔面の血管線維腫に奏効?/金田眞理
3.アダリムマブ・グセルクマブ(膿疱性乾癬・掌蹠膿疱症):治療の展望は?/遠藤幸紀

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