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Year Book of RCC 2016

Year Book of RCC 2016

定価 5,184円(本体4,800円+税)
版 型 B5判
頁 数 145頁
ISBN 978-7792-1812-5
発売日 2017年1月20日
編集 冨田善彦 金山博臣 植村天受 篠原信雄

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  • 内容紹介
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内容紹介

2016年8月に、抗PD-1抗体ニボルマブが腎細胞癌に適応拡大となり、いよいよ腎細胞癌治療もImmuno-Oncology(I-O)drugの時代になりました。その効果の大きな特徴の1つは、従前の治療が無効な症例や治療後に進行した症例に有効であるばかりでなく、一度効果が発現すると、長らく継続することが少なくないことです。ただ、サイトカイン時代から腎細胞癌治療に携わっていた先生は、数は少ないながらも、同様の経験をお持ちであると思います。ですから、「I-O drugの特徴」ではなくて、「免疫療法の特徴」と考えるのが正しいのだと思います。また、基本的には非特異的免疫療法になるので、自己免疫疾患様の有害事象が発現することがあり、その対応が重要です。さらに、現在社会的に問題にもなっている、非常に高額な薬剤費の問題があります。その解決法の1つに、いわゆる“precision medicine”に基づき、適切な患者に、適切なタイミングで、適切な薬剤を適量で投与することが考えられます。
本号では、precision medicineの中核となる腎細胞癌の遺伝子的理解について、蓮見、矢尾両先生と馬場、江藤両先生に2つの項で詳述していただきました。I-O drugについては、北野先生に腫瘍免疫学の観点から今後の展望を含めて、大澤先生に臨床試験の結果の解釈について執筆していただき、さらに、その経済的側面についても医療政策の立場から村上先生に解説していただきました。また、「RCC Bench to Bedside~基礎研究の最前線~」では布川先生に悪液質について執筆をお願いしました。
I-O drugについての話題が多い訳ですが、現時点で、臨床の現場で腎細胞癌治療において活躍しているのは、やはり分子標的薬です。本号では、従来の座談会に替えて新たに「My champion case」(分子標的薬使用で非常にうまくいった(いっている)症例の報告を企画してみました。
本号も先生方のお役に立てれば幸いです。

(編集者「序文」より)

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目次

Ⅰ RCC Bench to Bedside~基礎研究の最前線~
 1.ゲノム変異から紐解く腎癌発生機構/蓮見壽史 ほか
 2.癌の不均一性と進化・進展/馬場理也 ほか
 3.免疫チェックポイント阻害療法とトランスレーショナルリサーチ/北野滋久
 4.RCCと悪液質/布川朋也

Ⅱ Topics of RCC                      
 1.二ボルマブに関する臨床試験について/大澤崇宏
 2.高額薬剤の医療費問題を考える:イノベーション推進と国民皆保険堅持の両立に向けて/村上正泰
 3.ASCO 2016/冨田善彦

Ⅲ My champion case
 症例1:ペプチドワクチン療法とソラフェニブによって長期奏効を示した腎細胞癌多発骨転移症例/植村天受
 症例2:術前術後の分子標的薬逐次交換療法が奏効した腫瘍塞栓を伴った局所進行腎細胞癌の1例/植村天受
 症例3:腎・膵・肺・大腿骨転移巣摘除術の併用により
     アキシチニブによる長期コントロールが可能であった転移性腎細胞癌の1例/金山博臣
 症例4:両側腎部分切除術後,両側肺転移巣・原発性肺癌・右腎再発腫瘍に対して外科的摘除術およびIFN-α補助療法により
     腎細胞癌の長期CR・肺癌の根治が得られた1例/金山博臣
 症例5:分子標的薬の逐次交換療法により長期生存を得ている1例/篠原信雄

Ⅳ 付録
 RCC関連演題の一覧(ASCO 2016,AUA 2016,ESMO 2016)
 索引
 編集者プロフィール

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