メディカルレビュー


ファーマナビゲーター抗スクレロスチン抗体編

ファーマナビゲーター抗スクレロスチン抗体編

定価 9,020円(本体8,200円+税)
版 型 B6判変型
頁 数 210頁
ISBN 978-4-7792-2522-2
発売日 2020年8月5日
編集 松本俊夫 中島友紀

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  • 内容紹介
  • 目次

内容紹介

本書では,Wnt シグナルおよび骨代謝領域研究の第一線でご活躍中の先生方に参画していただき,Chapter 1 ではスクレロスチンの骨代謝調節作用の基礎知識を整理するため,スクレロスチンのOverview に続いて骨形成と骨吸収の制御,力学的負荷への反応,ホルモンによる発現調節およびWnt シグナル分子の異常と骨系統疾患について述べていただいた.Chapter 2 ではスクレロスチンの遺伝子改変マウス,骨粗鬆症などの疾患モデルマウスや骨折治癒過程における抗スクレロスチン抗体の効果などに関する動物実験成績についてまとめていただいた.そしてChapter 3では骨粗鬆症治療薬としてのロモソズマブの効果について,薬物体内動態,デノスマブとの逐次治療効果をプラセボ対照患者と比較したFRAME 試験成績,アレンドロネートとの逐次治療効果について高骨折リスク患者を対象とし検討したARCH 試験成績,そして,ビスホスホネート治療後の患者に対する効果をテリパラチドの1 年間投与と比較したSTRUCTURE 試験成績,男性骨粗鬆症患者に対する効果を検討したBRIDGE 試験成績,骨粗鬆症の治療目標の達成(goal-directed therapy)におけるロモソズマブ治療の位置付け,そして最後にARCH 試験においてアレンドロネート群との間にみられた重篤と判定された心血管系事象の発現率の不均衡とロモソズマブの安全性について,わが国の最新の市販後調査成績を含め紹介していただいた.
 骨吸収は抑制しつつ骨形成を促進するというこれまでにない作用様式により,ほぼすべての部位の骨密度を増加させるとともに骨強度を高め,優れた骨折防止効果を発揮するロモソズマブに関する最新情報が網羅された本書が,骨粗鬆症の研究や臨床診療に携わる多くの読者にとってロモソズマブへの理解を深める一助となれば幸いである.

(松本俊夫/「序文」より抜粋)

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目次

Chapter 1 スクレロスチンの骨作用:基礎
1 骨でのWnt シグナルとスクレロスチン:Overview/福本誠二
2 スクレロスチンと骨芽細胞/西村理行/波多賢二
3 スクレロスチンによる骨吸収の制御/小林泰浩
4 スクレロスチンと力学的負荷/中島友紀
5 スクレロスチンとホルモン/福本誠二
6 Wnt シグナル・スクレロスチンと骨系統疾患/窪田拓生/大薗恵一

Chapter 2 スクレロスチンの骨作用:前臨床
1 スクレロスチンの遺伝子改変マウス/中島友紀
2 多様な疾患モデル動物に対する抗スクレロスチン抗体の効果/今井祐記
3 骨折治癒過程に対する抗スクレロスチン抗体の作用/前田和洋/斎藤 充/丸毛啓史

Chapter 3 抗スクレロスチン抗体ロモソズマブと骨粗鬆症
1 ロモソズマブの薬物体内動態/及川桂史
2 骨粗鬆症に対するロモソズマブ,デノスマブの逐次療法(FRAME 試験)/大野久美子/田中 栄
3 骨粗鬆症に対する抗スクレロスチン抗体−アレンドロネートの逐次療法(ARCH 試験)/井上大輔
4 骨粗鬆症に対するロモソズマブとテリパラチドの効果の比較(STRUCTURE 試験)/竹内靖博
5 男性骨粗鬆症に対するロモソズマブの有効性・安全性(BRIDGE 試験)/宮内章光
6 骨粗鬆症に対するgoal-directed therapy とロモソズマブ/宗圓 聰
7 ロモソズマブ,デノスマブ投与後の逐次治療/山内美香/杉本利嗣
8 ロモソズマブの安全性と心血管疾患/遠藤逸朗/松本俊夫

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