目次
■特集 骨粗鬆症治療のテーラーメイド化と薬剤選択
○特集にあたって/折茂 肇
1.骨折危険率と骨粗鬆症重症化要因の多様性/中村利孝
2.骨強度の規定因子の多様性における骨密度と骨質の関与/斎藤 充 ほか
3.骨強度からみた骨粗鬆症治療の目的/伊東昌子
4.骨折の危険因子と個人における骨折の危険性評価 ―FRAX?の利点と限界―/藤原佐枝子
5.薬物治療における骨密度と骨質の評価/萩野 浩
6.テーラーメイド化のための新しい病型分類と薬物選択/白木正孝
7.生活習慣病における骨強度低下とその治療―骨質劣化との関連性―/山口 徹 ほか
8.薬物による治療効果の評価―現状と問題点―/細井孝之
9.日常診療とPractice Based Medicine ―JOINT-02を踏まえて―/太田博明 ほか
■連載
◎ホネのかたち 第7回
食べることからみた哺乳類の頭骨進化(7)―齧歯類における咀嚼II―/小薮大輔
◎海外文献紹介
1.縦断的観察による最大骨量調査で判明した骨粗鬆症有病率と病態生理およびその診断/中山昌樹
2.骨折治癒の骨形成に対するSCF-cKitシグナルのLnk依存性/二宮 禎
3.人工多能性幹細胞に残るエピジェネティックメモリー/羽田匡孝 ほか
4.ゾレドロン酸投与後の急性期反応の特徴と危険因子/小俣康徳
◎巻頭グラビア
骨組織におけるDMP1の発現分布の検討/豊澤 悟 ほか